2026年2月15日、京都市立芸術大学に「共生と分有のトポス事件」について抗議文を送りました。
以下引用します。
>>>>>>>>
京都市立芸術大学 様
学長 小山田徹 様
私は東九条地域住人の平山剛志です。
京都市立芸術大学ならびに学長の小山田徹氏へ抗議します。
京都市立芸術大学およびその関係者は、今後一切東九条地域で活動をしないでください。
京都市立芸術大学は2024年9月14日土曜日に@KCUAにて「共生と分有のトポス」のプログラムとして「会話劇リリース」を主催し上演しました。
この「会話劇リリース」は浜辺ふう氏が捏造した東九条のイメージを喧伝し、東九条地域の歴史をゆがめ、東九条に逆差別があるかのようなでっち上げをし、在日韓国朝鮮人への差別を扇動する悪質なデマゴーグ演劇です。
私平山剛志は2025年1月10日金曜日にこの「会話劇リリース」について@KCUA宛てに申し入れ文を送りました。その申し入れ文に対して1月31日金曜日に京都市立芸術大学の担当者の方から
>〈略〉
このたび平山様からお申し出いただきました件につきましては、
本学として真摯に受け止め、そして向き合わせていただきたいと考えております。
〈略〉
また改めて、平山様にご連絡させていただければと存じますので、
少しお時間をいただきたく存じます。
との返信がありました。
大学という大きな組織において意思決定に時間がかかることは私も理解しています。ですが、京都市立芸術大学がずるずると対応を先延ばしにすることで、東九条地域において諍いが起き、分断が進行しました。
また、その間、「会話劇リリース」主演の浜辺ふう氏を京都市立芸術大学に紹介したアーティストの山本麻紀子氏より、
@KCUAの藤田瑞穂氏に「会話劇リリース」は在日韓国朝鮮人当事者を傷つける恐れがある内容であることを伝えたこと、また、共生と分有のトポスプロジェクトリーダーの佐藤知久氏にも上演当日そのことを伝えたと聞きました。
つまり、京都市立芸術大学は「会話劇リリース」が在日韓国朝鮮人当事者を傷つける恐れがある内容であることを理解した上で意図的に上演したということです。
その後、二度目の申し入れ文を送付し、
2025年11月25日火曜日に私から京都市立芸術大学担当者へ
>①京都市立芸術大学様におかれましては、平山が申し入れしている本件、「会話劇「リリース」およびこの公演を主催したことは何の問題も無いという認識であり、だから何の対応もしないという見解なのでしょうか?ご回答をお願いします。
という文章を送ったところ、京都市立芸術大学の「公式見解」として
>①について、大学としての見解をお伝えいたします。
本学では、教育・研究のために様々な事業を展開しておりますが、
どの事業におきましても、個々の事業そのものの評価を下すことを目的としてはおりません。
早急に何らかの結論を出すのではなく、事前・事後に考察を重ね、課題を引き継ぎながら、
活動を積み重ねていくことを重要視しております。
なにとぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
という答えがありました。
この文章は「対応しない」とは書いていませんが「対応する」とも書いていない、どうとでもとれる文章ですが実質何もしないと述べているに等しい文章です。
また、実際に対応のために動いていたのであれば「現在対応を協議中ですのでもうしばらくお待ち下さい」のような文章になるわけで、要は、京都市立芸術大学は、11カ月放置したまま本件に関して何もしていなかったということが明らかになりました。
この「共生と分有のトポス」という企画は文化庁の「大学における文化芸術推進事業」の助成金11530000円でなされている事業です。原資は税金であり、極めて公的な性質の高い事業であり企画です。
その企画において京都市立芸術大学は差別事案を発生させながら、地域住人であり在日韓国朝鮮人当事者からの申し入れを、当初対応するそぶりをみせながら、11カ月放置して、何もしなかったのです。
このような公的な意識が欠如した団体が税金を原資とする助成金を使った活動をする資格はありません。
全てが京都市立芸術大学の責任ではありません。本件に関して浜辺ふう氏本人をはじめ、東九条地域関係者にも大いに責任はあります。
ですが、「共生と分有のトポス」のプログラムとして上演された「会話劇リリース」がきっかけとなって東九条地域で諍いが起き、分断がもたらされました。私自身の東九条地域での人間関係もぐちゃぐちゃになりました。
京都市立芸術大学は実際に表現によって東九条地域を破壊したのです。
差別は社会を破壊します。
その差別事案を発生させながら何の対応もとらない、差別事案に対応する能力も無い、倫理観もない、責任感もない、人権意識も無い、社会性も無い、人間性も無い、そんな京都市立芸術大学は東九条地域で活動しないでください。
本件の差別事案に何も対応しなかったということは、今後再び同じような事案が発生したとしても何も対応しないということです。
つまり、京都市立芸術大学はアートの大義名分のもとに東九条地域を蹂躙し放題、在日韓国朝鮮人に差別し放題ということです。
東九条地域住人および在日韓国朝鮮人にとってこれほど恐ろしいことはありません。京都市立芸術大学がやっていることは、大きな組織力とアートを背景にしたレイシズムです。それと同時に本件には「階級間」の差別があることも指摘しておきます。
また、文化庁のこの資料、「令和6年度大学における文化芸術推進事業・採択一覧表」https://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/daigaku/pdf/94041301_01.pdf に記載されている【概要】の文章から抜粋しますと、
>将来へと受け継ぐべき記憶と課題を探り、分断を越えて人びとのつながりが創出される場をデザインします。
>再開発によって変化していく地域の問題を共有し、地域文化を再解釈、再発明していく語り方を開発する。
>二つのリサーチ(活動 ①「聞くこと」と活動②「物語ること」)を基盤に、再開発によって急激に変化していく東九条の中で、実際にその風景のなかに出向き、介入する。
>あるいはアートを再び社会の中に再配置する行為でもあります。
とあります。
京都市立芸術大学が東九条地域を「デザイン、再解釈再発明、介入、アートを再配置」する、と。
東九条地域は、まずもって生活の場です。長年、代々多くの人間がこの場で生きて、生活し、死んで、命を代々繋いできた生活の場です。
その生活の場に、つい最近やって来た京都市立芸術大学が「デザイン、再解釈再発明、介入、アートを再配置」する、と。
京都市立芸術大学は何様なんでしょうか?
東九条という地域はかつては激しい差別と貧困と暴力があふれている地域でした。現在ではずいぶんましになりましたが、現在でもその後遺症を生きている住人もいます。
そんな地域に対して京都市立芸術大学が「デザイン、再解釈再発明、介入、アートを再配置」する、と。このあまりにも非人間的なことばと「思い上がり」に戦慄を覚えます。
「共生と分有のトポス」は東九条地域への精神的なジェントリフィケーション以外の何ものでもありません。しかも東九条地域を対象とした非人間的な企画によって文化庁の「大学における文化芸術推進事業」の助成金11530000円を得る。
これは京都市立芸術大学による東九条地域への植民地化です。
東九条地域をアートの食いものにしないでください。
さて、学長の小山田徹氏が、2026年2月18日シアターE9で行われる 「複合危機と公共社会学の課題」シンポジウム 「THEATRE E9 KYOTO」を舞台に、公的表現としてのアートと市民社会の関わりを考える。に登壇されます。
シンポジウム概要 https://askyoto.or.jp/e9/ticket/25474 には
>アートという表現は、必然的に「公共性」を帯びるものであり、その際、誰のための公共なのか、誰が排除され、誰が包摂されるのかといった境界にかかわる問いが浮上します。
〈略〉
現代の「公的表現としてのアート」が地域や市民社会とどのように向き合い、どうかかわっていくことができるか、ともに考える場になればと思っています。
と記載されていますが、差別扇動公演主催によって東九条地域の「公共」を破壊したのは京都市立芸術大学です。地域住人の申し入れを騙したうえで「排除」したのは京都市立芸術大学です。
>「公的表現としてのアート」が地域や市民社会と向き合わなかったのは京都市立芸術大学です。公共性など無視して、東九条地域を「デザイン、再解釈再発明、介入、アートを再配置」したのは京都市立芸術大学です。
その「公共の破壊」をした大学の学長が、この「公共」をテーマにしたシンポジウムに登壇する資格はありません。
小山田徹氏が「共生と分有のトポス」での差別事案を知っていてこのシンポジウムに登壇しているなら恥知らずもいいところでしょう。逆に小山田徹氏が本件を知らなかったとしたら、組織として機能不全でしょう。ですが、クレジットには
協力|京都市立芸術大学
と記載されています。京都市立芸術大学の関係者は本件を知った上でこのシンポジウムに関わっているわけで、つまり
京都市立芸術大学は「恥知らずの機能不全大学」
であるということが明らかになりました。迷惑以外の何ものでもないので、京都市立芸術大学は東九条地域に関わらないで下さい。
「恥知らずの機能不全大学」にはブブ漬けもだせません。
ブブ漬けは出せませんが、以下、平山剛志からの要望です。
①京都市立芸術大学は「共生と分有のトポス」プログラム「会話劇リリース」においてその内容が当事者を傷つけるような内容であることを分かった上で意図的に上演しました。
「会話劇リリース」によって東九条地域の歴史破壊および在日韓国朝鮮人への差別扇動デマゴーグ表現をしたことを東九条地域および在日韓国朝鮮人に謝罪してください。
②京都市立芸術大学は東九条地域住人平山剛志からの申し入れを、当初対応するように装い、11カ月放置して何もせずだましたことを平山剛志に謝罪してください。
③京都市立芸術大学は「共生と分有のトポス」プログラム「会話劇リリース」上演および事後対応をしなかったことによって東九条地域に深刻な破壊的影響を与えたことを東九条地域に謝罪してください。
④「共生と分有のトポス」における、東九条地域への「デザイン、再解釈再発明、介入、アートを再配置」という非人間的な関わり方および、人間の生活の場への「思い上がった」不当不要な介入を今後一切やめてください。
生活の場を助成金目当てのアートによって破壊しないで下さい。生活の場を自己実現の手段に使わないで下さい。
⑤謝罪は、書面を作成したうえで京都市立芸術大学学長小山田徹、「共生と分有のトポス」プロジェクトリーダー佐藤知久、田中功起、藤田瑞穂、森野彰人この五名の署名を入れてください。
つまり、責任の所在をはっきりさせたうえで謝罪してください。
⑥なお、この抗議文は私平山剛志のSNS等に掲載します。また、この抗議文に対して京都市立芸術大学がどのような対応をしたのかも広く公開します。
本件は差別事案であると同時に「共生と分有のトポス」が文化庁の助成事業であるという公的な性質の企画であることから広く社会に公開され議論される必要がありますのでご理解ください。
⑦この申し入れ文への回答期限は2026年3月2日月曜日とします。回答期限の延長には応じません。謝罪が無い場合および、回答がない場合は、人間として、それ相応の対応をしますのでご承知おきください。
東九条という地域は人間が生活している場です。あなたたちアートやアカデミアの食い扶持の場でも自己実現の場でもありません。共生もアートも必要ない。人間と人間として関わることができないのであれば二度とこの大地に足を踏み入れるな。
人間を、破壊するな、虚無どもが
以上、東九条地域住人平山剛志からの抗議文でした。
ご対応、よろしくおねがいします。
2026年2月15日
平山剛志
2026年2月15日